防災学習をしました(5年生)

2025年2月4日火曜日

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 今日は、5年生が地域の自主防災の方から話を聞き、また、奈良市消防局からも起震車(地震を体験できる装置)を学校に入れていただき、地震に備えることを中心に学習しました。起震車では震度7の揺れがどのようなものかを実際に体験することができましたが、これが実際に神戸などで起きた大地震の揺れだったのです。本当に怖かったですね。学校運営協議会のために来ていただいていた地域の方にも体験していただきましたが、机にしがみついても体が揺れて壁などにぶつかりそうになります。その上食器棚や時計が落ちる様子が画面に映されましたので、私達はどのように備えたらいいのか、戸惑いながらも体験を通して理解することができました。
          




 加えて煙体験のできる部屋も用意され、火災が起きたときの様子がリアルに体験できました。火災も多い時期ですので、気をつけるポイントがよくわかりました。
同時に佐保川ホールでは地域の自主防災の方々による簡易トイレの作り方や使い方を体験しました。お話を聞いていると、実際学校が避難所になった場合、大人のほうが簡易トイレを使うことに抵抗があり、小学生の子どもたちが率先して使ってくれると、高齢の方や小さな子どもたちも使いやすいということで、5年生にもなると、地域から期待されていることをしっかりと教えていただきました。また、感染症を防ぐためにもできるだけ手袋をすることなどもアドバイスされていましたね。運動場にある防災倉庫の中を見せてもらったり、中にあるコンロの使い方を見せてもらったり、学ぶことが多い時間でした。
災害はいつ来てもおかしくない。できれば起こってほしくない。でも、いざというとき対応を知っておくことは、恐怖心よりも前に進む力になることがよくわかりました。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。