6年生が修学旅行に行ってきました。(2)宮島編

2024年10月11日金曜日

修学旅行

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  ヒロシマをあとにして、宮島へわたりました。短時間ですがフェリーに乗るということで、船酔いの心配のある子どももいましたが、海の爽やかな風をうけ、あっという間に宮島へ上陸、一路「まこと旅館」へ。少し狭い路地を歩いていると、「こんな道歩くの、楽しいなあ」「なんか、田舎のおばあちゃんところに行ったときみたい」などの声が聞かれました。確かに風情のある路地でしたが、あちこちに宮島名物の野生の鹿がいるので、驚きました。旅館の前の空き地で入館式を行い、旅館の方へ挨拶をおこなったあと入室。部屋の中では少々はしゃいでもそれなりに楽しんでいる佐保川っ子でした。








 夕食の様子です。たくさん用意してくださっていたご飯やおかずは、ほとんどカラになっていました。口いっぱいに頬張りながら「おいひ(し)い!」。気持ちいいくらいしっかり食べていましたね。









 夕食の後は、「ナイトハイク」。日が沈んだあと歩いて厳島神社までいき、ライトアップされた幻想的な風景を見に行きました。このとき大鳥居はかなり海水に浸かっている状態で、水面に映る鳥居の姿も美しかったです。お土産物屋さんはほとんどしまっていましたが、明日の自由行動の下見も兼ねていたので、じっくり見ながら歩いていました。







 翌日の朝7時過ぎ、朝ご飯会場に着くと、なんともいいお出汁(だし)の香りに子どもたちも「いい匂いや〜、腹減った〜」。昨夜あんなに食べて、お菓子まで部屋で食べているのに、この出汁の香りに食欲をそそられた様子。アサリたっぷりのお味噌汁とご飯が子どもたちに力を与えてくれました。この学年名物の「劇場式朝の会」では奈良愛に満ちたTシャツを来ていく少年が登場しました。彼の変化を乞うご期待!
             
 いよいよ厳島神社へ出発です。
石の鳥居をくぐり参道を歩いていると、大きな灯籠が並んでいます。そこで女子が発見!「先生、ハートマークや!」



確かに一番下にありました。よく見つけるものですねえ。そして、予定より潮が引いていたので、子どもたちは大鳥居の下をくぐることができました。ラッキーでしたね!











見事な能舞台!ここでお能を見てみたいなあ…


 お土産はそれぞれグループごとにいろんなお店に入って買っていました。家族の好みなど悩むことがたくさんありながらも、楽しそうに選んでいました。本校では食べ歩きや試食など、その場で口にしないという約束をしていました。みんなきちんと守りました。他の学校の子が美味しそうにもみじ饅頭などを食べているそばを歩くのは少し嫌だったかもしれません。水やお茶だけは例外としていましたが、それでも私達教師の顔を見たときに「先生、お茶を買ってもいいですか?」と尋ねるところはこの子達の真面目さと誠実さの現れだと思いました。
 お昼前にまこと旅館に戻って昼食をいただき、退館式を行いました。趣向を凝らした集会でした。




 進行役が漫才形式でやってくれるので面白いオープニングになるのですが、行くときは「奈良」大好き少年が、戻ってきたら「I  LOVE  宮島」のTシャツに変わっていたのには驚きました。
旅館の方への御礼の言葉を言うときは、学年全員が背筋を伸ばし、感謝の気持ちを態度で示していましたね。こんなメリハリのつけられる学年の子どもたち、これからが楽しみです。何より両日ともに晴天に恵まれ、本当によかったです。
以上、修学旅行の報告でした。